【初心者にBEST!・徹底レビュー】シマノ「SPDビンディングペダル PD-EH500 (片面フラット)」はゆるポタ観光や街乗り通勤に最適
こんにちは、ロードバイク女子のaimiです。
先日「しまなみ〜はまかぜ海道サイクリング2泊3日サイクリング旅」で念願のビンディングペダルデビューを果たしたのですが、一度も立ちゴケすることなく、安全に帰ってくることができました。
ろくに練習ライドもできず、ある意味ぶっつけ本番でしたが…
それでもどっしりと構えてくれる安心感があり、旅のお供に連れて行きました…!
ビンディング初心者にもすごく馴染みやすくて本当に乗りやすいペダル!
巡航速度が5km/hもUPして早く走れるように((((;゚Д゚)))))))
まずは私の導入した”SPDペダル”のご説明をさせていただきます♪
私の導入したのはSPDペダル!ポタリングや旅行に最適モデル
本題に入る前に、私の導入したペダルがどういうものなのかをちょっと触れておきますね。
ビンディングペダルには2種類あり
- SPD(ポタリング・歩くことも行程に含まれる人向けペダル)
- SPD-SL(レース用・自転車で走るのだけに特化して作られたペダル)
そのうち「SPDペダル」を導入しました。
SPDは片面フラットペダルのモデルも出ており、汎用性が高いということと…
私の場合、あくまでポタリング用。
サイクリング旅の相棒ってわけ!
なので、以下のモデルをいつもお世話になっている自転車屋さんに取り寄せさせていただきました。
お店の方でペダルのネジをゆるめに調整してもらって(この方がいざという時に取れやすい)、靴は自分でネットで選んで購入しました。
シマノのペダルは全てクリートが付属するということで、クリート代はかかりません。
ここからは導入したシマノ「SPDビンディングペダル PD-EH500 (片面フラット)」のメリット・デメリットご紹介していきます♪
【初心者に最適!・徹底レビュー】シマノ「SPDビンディングペダル PD-EH500 (片面フラット)」はゆるポタ観光や街乗り通勤に最適
シマノ他ペダル(片面SPD)との比較表
シマノ=世界の自転車のほとんどの機構部品を製造しているメーカー
というだけあり、信頼の置けるジャパンブランド。
シマノ以外のペダルはちょっと…と思う方も多いのではないでしょうか?
以下の比較表を参考に、メリット・デメリットをお伝えしていきます。
<私がビンディングデビューしたペダル=「PD-T400」>
私がビンディングデビューしたペダルは、2018年に発売された「PD-T400」!
シマノのペダルの中では比較的新しいモデルですが、片面SPD/片面フラットペダルのラインナップの中では評価⭐️4.4と2023年4月現在人気ナンバーワンです。
<シマノの片面SPDモデル・全3種類>
PD-T400 | PD-A530 | PD-EH500 (※今回ご紹介している商品) | |
重さ | 507g | 383g | 383g |
価格 (2023年4月25日現在Amazon参照) | 8,700円 | 7,401円(Amazon欠品中) | 8,988円 |
フラット面のピンの有無 | なし ただ一般的なフラットペダルとほぼ変わらないので滑りにくい | なし 雨の日はやや滑りやすい | あり(10本) |
サイズ | 200 x 80 x 40 mm | 99 x 99 x 99 mm | 188×133×66 mm |
付属クリート | マルチクリート | シングルクリート | マルチクリート |
コメント | 両面固定可能なぶん、大きい&重い。 せっかくペダル交換するなら物足りないかも?ただスニーカーで乗る割合が高いなら検討価値あり | フラット面の踏む面積が狭いので、 ややレース向け | 全てのバランスが取れており、 完全初心者向け |
材質 | ペダル軸…クロモリ フラットペダル部…ゴム | アルミ | アルミ |
シマノの片面SPDペダルは、ぜんぶで3種類。
軽量なマルチクリートSPDペダルは、今回ご紹介する「PD-EH500」一択となります!
すべてのバランスが取れており、初心者にもとっつきやすい仕様ですね。
メリット
肉抜きされていて383gと軽量化に成功!
シマノのビンディング・SPDペダルのラインナップは14種類。
そのうち片面フラットのものが3種類。
さらにその中で最軽量となっている「PD-EH500」。
同じ重量の「PD-A530」とよく比較されることが多いけれど、向いている人が全然違うことに注目して欲しいです。
「PD-A530」はレース向け、「PD-EH500」は初心者向け!
ちなみに「PD-A530」はちょっと型が古くて、アマゾンなどではもう入手困難になってます…
フラット面がゴムタイプの「PD-T400」は買えるけれどね。
フラット面にスパイク10本&踏み面も広い!とっても踏みやすい
「PD-EH500」は類似モデルの「PD-A530(スパイクなしモデル)」よりも滑りにくく、スニーカーでも難なく快適にサイクリングOK。
だから、街乗り中心(信号の多い場所)でもストレスフリー!
私のようなゆるポタ勢の大きな味方。
小さい金属の突起(高さ2mmのピン)が、スニーカーの溝をしっかりととらえてくれるのです。
- 踏み面も広い
- 突起も10個ある
ことから安定したフラットペダル走行が可能。
”マルチモードクリート”からビンディングデビューできるのが嬉しい
クリートには2種類あり
- シングルモード(クリートが外れる方向が一方向)
- マルチモード(かかとを外側に捻った時にクリートが外れるようになっているもの)
そのうち「PD-EH500」の付属しているクリートはマルチモードクリート。
より初心者向けなんですね。
外れやすさって結構重要!
“ビンディング化”したことを忘れて信号待ちにかかろうとした時、慣れていないと立ちゴケする危険性も。
私も1度だけ赤信号だと気づくのが遅れ、停止線の直前で外したことがあり、そのときはさっと外れて何事もなきを得ましたが…
取れなかったと思うとゾッとしますね((((;゚Д゚)))))))
ロングライドの後半で足に力が入りづらくなっていたりした時も、さっと外れてくれるのってすごく大事です。
もちろん慣れてきたら「シングルクリート」に変更してもOKなので♪
六角レンチさえあれば自分で変えることができます!
普段はフラットペダル、こぎ始めたら遠心力でクリート側が上になる
「PD-EH500」は何もしなければ、フラットペダルの方が上に向くようになっています。
これが地味に便利!
両側クリートをはめないままこぎ始めたときは、絶対にフラットペダルが上になっていた方が安定しますし、安全です。
逆にクリート側が上になっているままスタートしてしまうと…
漕ぐ力が分散してスピードが上がらない(危険)
↓
クリートに靴がなかなかはまらない(涙)
↓
さらにスピードが上がらない(よりいっそう危険)
の悪循環です((((;゚Д゚)))))))
自転車が安定走行できるまでは、下(ペダル)を見るのも厳禁なので余計に怖いですよねw
ここでスピードがあげられないと延々とクリートを取り付けることができません!
こればかりは慣れなので、各自で練習するほかないのですが…
そんなの怖いよ、私にもできるのかな…?
とはいえ、フラットペダル側でスタートさえできればすぐにまっすぐ走ることができ、クリートも速攻はめることができますからご安心を!
余計なことを考えなくていいので、常に視線は進行方向!(ペダルを見なくていい)
前項の「普段はフラットペダル、こぎ始めたら遠心力でクリート側が上になる」に関連するのですが、ペダルを足の感触だけで確認できるので、視線は常に前を向けていられます。
とくに市街地では前後左右危険がひそんでいますし、ひとときも目を離せません!
初心者ほど危険予知がおろそかになりがちなので、”ただただ前を見ながら走れる”ってすごく重要なことなんですよね〜_φ( ̄ー ̄ )
自動車学校でも習うように。
たとえ時速20㎞だったとしても、1秒よそ見をすると5.5mも進んでしまっています。
「風に吹かれて683」より引用
クルマも自転車も同じ!
その1秒のうちに人やネコが飛び出してきたら?
ただでさえ、とっさに対応できるか不安なのに…よそ見なんてもってのほか。
クルマと同じ「軽車両」ですから((((;゚Д゚)))))))
クリートトラブルの際もサイクリング続行OK
これは片面SPD・片面フラットペダルのペダルに共通して言えることですが、「ビンディングシューズやクリートトラブルの際にサイクリングを続行できる」のは非常に便利です。
もしも、自転車屋さんも無いようなエリアでクリートがはまらないトラブルが起きてしまったら両面SPDの場合はここでリタイヤするほかありません。
近くに駅があれば輪行体制に切り替えて旅は続行できるかもしれませんが、もしそのまま続けるとなると「自転車保険」のサービスを使ってサポートカーをよんだり、タクシーを呼ぶほかありませんよね…?
これではお金がかかってしまうし旅も台無しだ…
そういう時も、何事もなかったかのように旅を続けられるのが片面フラットペダルの恩恵。
先日私も「とびしま海道」でクリートが外れるトラブルの際も、クリート自体を外してそのまま漕ぐことができましたので、超助かりましたよ!!!
信号多いところは”左足だけフラットペダル”という使い方も可能
渋谷とか銀座とか。
都内でも信号・クルマの多い場所にのるならビンディングシューズにすること自体悩ましい問題…。
ビンディングペダル=スピードに乗り切れていないと脱着が難しいですので、停車の多い場所には不向きです。
だから左側だけ、フラットペダルだけで走り通す方もいるみたいですね。
そのような使い方ができるのも「PD-EH500」の良きところ!
私は長い坂のダウンヒルのときは外してるね!転倒時に自転車から身が離れたほうが安全だし。
自分で取り付けるにしても、工具=ペダルレンチのみでOK
私は初めてだったのでお店に取付依頼してしまいましたが、「PD-EH500」の取付に必要なアイテム=ペダルレンチのみ!
「ペダルレンチ」を購入するだけで変更できちゃいます♪
取り付けは5分かからないくらいででき、体重をかけられるのでトルクも入れやすい〜!
1本1700円(2023年4月現在)程度で購入でき、これから自分でメンテをしていくなら、ひとつ持っていてもいいアイテム^ – ^
自転車ショップに頼んでも工賃が1,000円くらいはかかるからね!
デメリット
外したいのに不意に固定されてしまうことも(再装着されてしまう)
目的地に着く直前「クリートを外したいな」と思って足を着くまでに、すこ〜し距離があったとき…
外したと思ったら、外れてなかった!!
ということが何回かございました。
外したことは外したんですけど、また再装着されてしまってたという…(汗)
これって地味に怖いです。
その出来事があってからは、ちゃんと再確認して着地するようにしました。
それだけ、「PD-EH500」は外しやすく&ハマりやすいクリートであることは間違いないです。
便利なときは便利なのですが…
気になるようであれば
- 外れにくい「シングルモードクリート」に変更(ペダル変更なしでクリートのみの変更OK)
- ペダルのネジを「固定力強め」に変更
してもいいかもしれません。
私ももう少し走ってみて慣れてきたら移行するつもりです。
シマノ「SPDビンディングペダル PD-EH500 (片面フラット)」はあなたのビンディングデビューに最適モデル
ここで一度まとめましょう。
【初心者に最適!・徹底レビュー】シマノ「SPDビンディングペダル PD-EH500 (片面フラット)」はゆるポタ観光や街乗り通勤に最適
<シマノ他ペダル(片面SPD)との比較>
- 私がビンディングデビューしたペダル=「PD-T400」は、シマノの片面SPDモデル・全3種類の中で最軽量・評価⭐️4.4
<メリット>
- 肉抜きされていて383gと軽量化に成功!
- フラット面にスパイク10本&踏み面も広い!とっても踏みやすい
- ”マルチモードクリート”からビンディングデビューできるのが嬉しい
- 普段はフラットペダル、こぎ始めたら遠心力でクリート側が上になる
- 余計なことを考えなくていいので、常に視線は進行方向を見れる(ペダルを見なくていい)
- クリートトラブルの際もサイクリング続行OK
- 信号多いところは左足だけフラットペダルという使い方もOK
- 自分で取り付けるにしても、工具=ペダルレンチのみで可
<デメリット>
- 外したいのに不意に固定されてしまうことも(再装着されてしまう)
トラブル発生時もあわてずに旅を続行できたのはこのペダルのおかげ!
本当に感謝しています٩( ᐛ )و
見た目もカッコよくなったし、巡航速度も早くなった…。
もっと早く変更すればよかった!と思っています。
50km以上のロングライドでフラットペダルで走ること、ほとんどなくなっちゃいましたね(苦笑)。
自転車を降りて観光する場面が多かったり、フラット・ビンディングペダルのどちらの良さも感じたいという方はチェックしてみてはいかがでしょう?
『【初心者に最適!・徹底レビュー】シマノ「SPDビンディングペダル PD-EH500 (片面フラット)」はゆるポタ観光や街乗り通勤に最適』の記事をお送りしました。
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ビンディングして悪くなったことより、 よくなったことの方が多いから実質帳消し⁈
すくなくとも私はそうでした。
その詳細はこの記事で確かめてみてください♪
『”ビンディングペダル”はやめておけ?』短距離サイクリングでは”フラットペダル”に軍配が上がった6つの理由
短距離のゆるぽたメインの旅もよくする私。
その時は迷わずフラットペダル!
ビンディングペダルに2年乗り続け、結論を出してみました。
シマノ「SPDビンディングペダル PD-EH500 (片面フラット)」と一緒に購入すると良いアイテム
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シマノのクリートシューズのすべてのボルトの互換品!
よく脱落する、外出が多い方はツールケースに忍ばせておきたいところ。
私の住む田舎も自転車屋さんがどこそこにはないので、これくらいは自分で対応できるようにしています♪
GORIX・T型六角レンチセット「GX-HW63」
クリートの位置調整に必須アイテム!六角レンチ。
持ち手が持ちやすく、長いので力がかけやすい!
とっても作業がスムーズにできますよ。
各社メーカーが様々なレンチを出していますが、4,000円以内で自転車に必要な工具全部が入手できるのはとってもお買い得。さすがGORIXでございます〜♪
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パールイズミのシューズカバー!
氷点下にならないサイクリングなら、こちらのシューズカバーひとつあると一気に快適ライドになりますよ♪
私は朝日をながめに行くとき必需品^ ^