丹後半島一周サイクリング「タンイチ」!晩秋の爆風100km【2泊3日】
こんにちは、ロードバイク女子のaimyです。
晩秋の雰囲気もただよう中、京都府与謝野町~京丹後市~宮津市へ丹後半島一周ライドに行ってきました。
「TANTANロングライド」というライドイベントが行われるコースをなぞる100km+α(観光要素)ということで 、2泊3日の観光よくばり旅!
是非参考にしてみてくださいね。
今回のコース
【1日目・27km】道の駅かや~ちりめん街道~加悦岩滝自転車道~岩滝~「刻のや -Tokinoya-」で寿司ランチ~京都府網野町・鷹とあそべる宿「ことひ」(泊)
【2日目・69km】丹後半島一周~京都府宮津市/天橋立・「ハチハウス」(泊)
【3日目・14km】天橋立~傘松公園(ケーブルカーで山頂へ)~道の駅かや
道の駅かやの奥の駐車スペースに停めさせていただき、グルっと回ってきました。
1日目は初のパニアバッグ旅ということで短め。トラブルがあれば戻れる距離としておきました。
2日目がメイン、3日目は半日観光というゆるい行程です。
走力のある方なら1日でも回れますよ~🚲️
今回トラブルはなく、全行程無事に走りきれました🚲️
【1日目・27km】道の駅かや~網野(京都府京丹後市)
ちりめん街道で北前船の歴史を探る
スタートの道の駅かやは、シルクやホップでまちおこしをしている京都府与謝野町にあります。
前日にはいり車中泊をさせていただき、とても助かりました。
駐車場は少し狭いので、道をわたって向こう側にある広いスペースを利用させていただきましたよ。
ここからまわることにした理由は、スタートから自転車道が整備されていること!
遠方から来て土地勘のない者にとってはとてもありがたい…
走り出すとすぐに、本日の第1観光スポット「ちりめん街道」に到着。
ここで宝塚好きのお姉様と長話。
このエリアは北前船で栄えたちりめん富豪たちがわんさか。なかでも尾藤家住宅は必見!
開館時間がまだだったので中にはいれませんでしたが、古いながらも豪華絢爛の建物を見ながら走っていると、そんなに昔ではないのではないんだな~、と歴史の一部になれた気がします。
ちりめんは食べる方じゃなくて、絹の方~♪
加悦鉄道廃線跡をひたすら走る
その後もず~~っと自転車道が整備されており、迷うことはまったくありませんでした。
岩滝をすぎると、自転車道はなくなるのでナビどおりに進みます。
ここからは山越えとなるので、コンビニ補給を。
パニアバッグの上でカップラーメンが食べられるのに、地味に感動~♪
「刻のや -Tokinoya-」で寿司ランチ~鷹とあそべる宿「ことひ」
小さな山を2つくらい超えると、漁師町・網野にはいります。
海水浴シーズンにはにぎわいますが、いまはそういう人もおらずある意味オフシーズン?
お目当てのお寿司ランチへGO!
途中でイチョウのきれいな公園を見つけ、パシャリ。
海が近づくにつれ、かなり雨が降ってきてしまいました…。
さっきまではすごく晴れていたのにw
ランチのお寿司は、すごく豪華。
夜もリーズナブルに食べられるそうなので、次に来たときは居酒屋仕様のお寿司屋さんに立ち寄りたいな。
ランチ+おでん+赤だし付で1600円、サービスのねぎとろ手巻きまで出してくれて🍣
— ”まじポタ”のaimy🚲 (@aimygoodtime) November 22, 2024
ねぎとろがいちばん美味しかった🥰🥰🥰
足まで浸水したので着替えました。 pic.twitter.com/OC1H3sQnf5
かわいい鷹やフクロウに癒やされる
宿に行く前にスーパーに立ち寄って、地元でとれたアジのフライをゲット。
雨だから出かけないですむようにお酒も買い込みますw
今回お世話になったのは、「鷹と遊べるゲストハウス・ことひ」。
フクロウや鷹をながめながら、ゆっくりと休むことができました。
めっちゃかわいかったよ
【2日目・69km】丹後半島一周!晴れたり曇ったり雨だったり?
おばんざい朝食で癒やされてからスタート
周辺にはあまりお店がなかったので、朝食はおばんざいをつけました。
まさかのお刺身まで食べられて、700円とはとってもお得ですね。
この日は8時ころにはスタート、日暮れまでには京都市宮津市のゲストハウスに到着予定です。
経ヶ岬で爆風&お天気雨に見舞われる
宿を出て20kmほど、道の駅てんきてんき丹後を目指します。
”てんきてんき”とは、このエリアにある竹野神社の秋祭りの祭礼(十月第二日曜日)に行われる民俗芸能の踊子たちが唱える掛け声に基づくものらしく…一発で覚える名前ですよねw
それを超えるといよいよここからが丹後半島の真骨頂、経ヶ岬。
メインルートからそれて1km走行すると灯台にもいけますが、日が短いのでカットしました。
それにしても、すぐ左に日本海の爆風、波の花が舞う中のサイクリングはなかなかこたえるものがあります。
ザアザアぶりとはならずとも、雨も時々降ってきます…
お天気雨なのが救いでしたが。
これで青空なかったら即効やめてたと思う…!
ここはまさに丹後半島の最北端に位置。海流も早く冬は季節風で荒れる事が多かったため、古くから船舶航行の難所とされてきました。
岬の名前の由来もこの事にちなんで、船が無事を祈りお経を唱えながら行き交ったとか。
潮で自転車が痛みそうですw
念願の伊根の舟屋!カフェで冷えた体を癒やす
伊根の舟屋は、この旅を計画するきっかけになった場所。
ぜひじっくり時間をとりたいところですが…引くほどの人人人!
こんなにインバウンドが押し寄せてると知らなんだ…!
海際に立ち並ぶ家々。まるで海に浮かんでいるようにも見えます。伊根湾の沿岸にはこのような「舟屋」と呼ばれる建屋が約230軒、軒を連ねています。
舟屋とは、もともと船を海から引き上げて、風雨や虫から守るために建てられた施設。昔は漁で木造船を使用していたため、それを乾かす必要があったのです。船を収納する一階に対して、二階はかつて網の干し場や漁具置き場として使われていました。二階のつくりも今のようなしっかりとしたものではなく、板を渡しただけの簡単な構造のものだったようです。
伊根町観光協会より引用
カフェや酒造などの行きたいポイントだけ押さえて、人の少ない場所で写真をとることとしました。
道はすごく細いけど、雰囲気がある道。
「ココだ…!」という場所で1枚だけしっかりと撮影。うまいこといきました♪
【3日目・14km】天橋立~傘松公園(ケーブルカーで山頂へ)~道の駅かや
天橋立を自転車で渡る貴重な体験!
天橋立というと、ケーブルカーで登ったあとの上から見る写真をよく見かけますが、天橋立の島の先端はつながっており、自転車で向こう側に渡ることが可能。
可動式の橋がついていて、船が走行する際は回転させて動かすのだとか。
途中、ふと対岸を見てみると虹が!
そして同宿だった韓国人の男性とも再会し、喜び合いました。
その後は定番の傘松公園にも。
雲が多めでも、しっかり景色が一望でき満足📷️
駐車はオートバイまで有料、関西魂を感じたエリアw
道の駅かやに帰還!おつかれさまでした
普通に旅行していたら、きっと幻滅していたであろう丹後半島。
自転車だからこそ、人の少ない場所やタイミングを選んで走れたように思います。
ぜひとも、メリハリを付けて(⁉️)ぐるっと丹後を楽しんでいただけると幸いです。
今回宿泊した宿
1日目:鷹と遊べるゲストハウス・ことひ(京都府京丹後市)
海水浴場も多い網野エリアは民宿が多めですが、カニシーズンは宿が取りづらく、お高め。
気軽に泊まれる個室スタイルは貴重ですね~。
2日目:ハチハウス(京都府宮津市)
宮津B級グルメ『宮津カレー焼きそば』を気軽に食べられる「絵梨奈」も徒歩圏。街ブラにももってこいです。
当エリアは宿泊料金が高めなので、素泊まり宿は大変助かりました。
天橋立も自転車ならすぐ!
予約は公式ページから。