サイコンのメリット・デメリット【ゆるポタ勢でも満足できる?】
こんにちは、アウトドアライターのaimyです。
この記事では「サイクルコンピューター」=略して”サイコン”をロードバイクに活用して1年経過した私が、メリット・デメリットをまとめました。
結論から申し上げますと…本当に買ってよかったです!
購入に迷っている方、参考にしていただけると幸いです♪
GPS・ナビ機能がついていても2万円台~からあるので、最近はずいぶん買いやすくなったよね!
ロードバイク歴8年目。早く走るのを目的としないゆるポタ勢。
しかし色んな場所に行くにつれ、走行履歴を残してみたくなり1年前にサイコンを導入した。
サイコンを導入して感じたデメリット
まずは、サイコンを導入して感じたデメリットからお伝えしていきます。
充電すべきアイテムが1つ増える
私はロングツーリングになることが多く、機材を増やしても充電機器は増やしたくないというのが本音…。
しかし私の場合、サイクルコンピューター「iGS630(>>レビューはこちら)」は3日間充電無しでいけますし、USB-Cを使用するスマホと共通ケーブルを使えるので、充電のために必要とする新たなアイテムが増えるということはありませんでした。
とはいえ、3日を超えるライドですとサイコンはもちろんライトなども充電の必要も出てきます。
酔っ払って寝てしまい「あ、コレを充電し忘れた」なんてミスも増えがち。管理するアイテムが増える=気をつけることも増えるということはデメリット。
最近の充電器はAnkerのように最速充電をうたってるのも多いし、重大ミスにはならないことが多いけど…!(私も最悪な場合、朝にあわてて行うけどコレで事足りてる)
まあ、アイテムを増やす際の宿命だからしょうがないかな…。
気分でポタリングする方にはあまり向かない
サイクルコンピューターはもともと「こういう計画で走りたい」「トレーニングの記録を取りたい」という方向けのアイテム。
GPS機能は不要という方は、ぶっちゃけスマートウォッチやスマホアプリで代用できたりもします。
したがって、あてもなく&目的なく、気分でポタリングすることが多い方は必要ないのかな~と考えます。
電子機器が多い方は取りつけ・取り回しを考える必要
サイコン上下、ライト、ステムバックetc…と、ハンドル部にはいろんなアイテムが集中して取り付く場所。
そのため、取り回しがむずかしく工夫する必要が出てくることも。
エクステンダーでバーを延長して追加される方も多いのです。
しかし、たくさんつけるのを嫌がる方もいるのも現実。
バーを付けるにもその分重量が増えますしね~
サイコンを導入して感じたメリット
ここからはサイコン導入後、感じたメリットをお伝えしていきます。
Stravaなどの記録に残せる
Strava、 Ride with GPS、自転車Navitimeなどなど…
自転車の軌跡を残すアプリは数しれず。
軌跡をウェブ上に残すことでスマホやPCと同期することもできますし、Googleマップなどで引いた自作ルートもデータ変換すればダウンロードOK。
仲間とのコース共有にも役立ちますよね。
そして、自身の振り返りツールとしても有能!
どれくらいの時間で、強度で、標高差は?すべてが客観的データとして残るのは大きいです。
ルート・距離・ペースがわかるので安全対策になる
日の短い時期にロングライドをするとなると、気になるのは日没時間。
安全にロングライドを終えるには、なるべく明るいうちに終えるのが確実です。
とはいえ、予期せぬトラブルが起こるのもロードバイク旅の現実であり…
- 輪行を予定していた電車に乗り遅れて2時間待ちとなる
- パンク修理をしていたら他のトラブルも見つかった
- スポーク折れが発覚し、自転車屋さんに直行
しかし、そんなときも落ち着いて時間を確認&ルートのどのあたりまで走れていたのかを確認できるのがサイクルコンピューター。
ソロライド・ブルベの際は誰かに進捗を聞くこともできませんからね…!
真っ暗になってしまうにしても、”あと100kmも残っていた”とかはちょっと困りますしw
ゆるいペースで走っている私でも、何度も助けられています!
2万円~とGPS付でもわりと安い
2024年10月(当記事執筆時点)でサイクルコンピューターはかなり安くなってきていて、GPS付であっても2万円くらい~発売されていますので、とっても買いやすくなっています。
そもそも私が自転車を始めた8年前では、なかなか手が出なかったアイテム。
中華製などが台頭してきてくれたおかげです。
スマホもそうだけど、中華製でもかなり品質が良くなってきているから、敬遠することはないよ。
自身の成長を感じることができ、楽しい!
私にとってはこれがとても大きかったのですが、「自身の成長を感じたこと」。
以前は40km走ったあとでもかなり疲れてしまっていましたが…
今では80kmくらいは1日で走れるようになりました。
余裕とはいきませんが、かなり体力&精神的にタフになったと思います。
自転車、さいっこ~に楽しい!
数字で成長がわかるのは◎。
まとめ
サイコンを導入して感じたデメリット
- 充電すべきアイテムが1つ増える
- 気分でポタリングする方にはあまり向かない
- 電子機器が多い方は取付・取り回しを考える必要
サイコンを導入して感じたメリット
- ルート・距離・ペースがわかるので安全対策になる
- 2万円~とGPS付でもわりと安い
- 自身の成長を感じることができ、楽しい!
私がロードバイクを始めた頃は「え?サイコン?お金持ちが持つものでしょ?」という感じで眼中にはなかったのですが、最近は全く状況が異なると思います。
ぶっちゃけ、2~3万円台のアイテムでもしっかりと上位機種を意識して作られているメーカーが多く、初めてサイコンを持つ方にもぴったりなのではないか、と考えます。
その後ステップアップするかどうかは、まずエントリーモデルから試してみて…でも全然遅くないと感じますし。
自転車の飽きが来るときって「同じ場所ばかり走る」「機材を揃えて満足した」というところから始まるので、変化を求めていくのもありです。
あなたも、サイコン始めてみませんか?
めちゃくちゃ自転車の楽しみ方がひろがりますよ!
以上、「サイコンのメリット・デメリット【ゆるポタ勢でも満足できる?】」の記事をお送りしました。
参考記事
【徹底レビュー】iGPSPORT「iGS630」は2万円台のコスパ良きGPSサイコン!
2023年に私が導入した、iGPSPORTサイコンのレビュー。
手のひらサイズでコンビニなどに行く際はワンタッチでとれますし、最低限の機能も備わっているのでとても気に入っています。