【阿蘇ミルクロード周回/56km】大観峰でご来光サイクリング!涅槃像をながめながら絶景を堪能♪
こんにちは!ロードバイク女子のaimiです。
先日、阿蘇に滞在していたのですが、その主目的は阿蘇外輪山のサイクリング!
たくさんのルートがありますが、今回は「ミルクロード」の周回を選びました。
大観峰のご来光オプション付きで…!
阿蘇・屈指のサイクリングルート「ミルクロード」とは?
「ミルクロード」って実は北海道にもあるくらい、わりとどこにでもある道?のようですので軽くご説明。
阿蘇の「ミルクロード」は、
- 阿蘇カルデラ(東西18km、南北が25kmと世界でも有数の規模)全体を見渡せる、阿蘇外輪山・最高峰にある
- 標高935.9mもあるので、夏でも涼しい
- ワインディングが続くので、景色が次々に変わり面白い
- 牛が放牧されていたり、野焼きが行われたりと、牧歌的な風景がひろがる
季節によって色々な顔を見せてくれるわけなんですね〜!
そんな「ミルクロード」を、ちょっと涼しくなってきた初秋にロードバイクで走ってきましたので、レポートしていきます。
【今回のコース】大観峰スタートのミルクロード大堪能!56km
標高差・距離・コース情報
大観峰(標高935.9m)→ミルクロード(熊本県道45号)→車帰風車群→阿蘇駅→ランチ「文吾うどん」→国造神社(パワースポット)→手野の名水→大観峰
距離:56km
標高差:400m程度
時間:観光込み7時間程度
今回は事前に、阿蘇市観光協会(「道の駅阿蘇」に併設)にて情報をGET。
避暑地とはいえ、連日のアクティビティでカラダもお疲れ気味…
残暑厳しい中、アップダウンの多い100km超えの阿蘇五岳1周は今回は断念し…(クルマでは通りましたが、あれは無理と感じましたw)観光協会さんおすすめのミルクロードを選択しました。
本当はミルクロードから駅方面に降りなければ、稜線沿いだけできつくないとお教えいただいてたのですが、それではやっぱりツマラナイ!ということで周回ルートを引いてみました。
ほんっと〜に「ミルクロード」は阿蘇を代表する絶景ルートなので、走ってみて!!
「ミルクロード」周回レポート
【阿蘇の大展望台】大観峰(標高935.9m)でご来光を見る
9月中旬、熊本県阿蘇市の日の出時刻は5時50分くらい。
それなのに、6時に宿を出発してしまった〜!(何やってんだw)
でも雲海が広がっていたおかげで、いくらか遅く出てきてくれたようです。
気持ちのいい朝!ちょっと寒いけれど、ウィンドシェル1枚あればしのげるくらい。
しかしすぐに暑くなるんで、上着はいっさい要りませんよ!!
それにしてもすっごいきれいな雲海ですよ〜それも大規模すぎっ。
阿蘇外輪山最高地点の三角点へは、徒歩で行くことになります。車のゲートが閉まっていますが、自転車を置いて少しの登りをハイキング!
【ミルクロード】カブト岩展望台+ススキの迷路で休憩
大観峰から6kmくらいほぼフラットな道を走るとあっという間にカブト岩展望台へ。
ここにはカフェがあるようですが、こんな早い時間からは営業していません。
持参していた行動食を食べながらコーヒータイム。
<カブト岩展望所のアクセス>
【ミルクロードからちょっと離脱】車帰風車群
風車群を経由して下山した方が楽しそうだったので、ミルクロードを途中離脱。
そうすると風車の目の前にこれます。
とはいえ、真下には行けませんが…ここで軽自動車から降りてこられた地元の老夫婦と遭遇。
なんとも感動的な出会いを果たしたのでした。
阿蘇外輪山をロードバイクで走っていたら、老夫婦がクルマから降りてこられて‘あなたと会うのは最初で最後だから一緒に写真撮っていい?’ときかれ。
— aimi@高知移住アウトドアライター🚲 (@aiaiminini) September 12, 2022
もちろんオッケーしましたよ。旅人にあったら撮るようにしているらしく、素敵だなぁと思いました。旦那さん撮影のため写ってないけど🤣🤣🤣 pic.twitter.com/0sc8hykVg5
<車帰風力発電所のアクセス>
【補給するならココ】阿蘇駅→ランチ「文吾うどん」
ミルクロード全体通して、一番気持ち良かった区間がこの下り。
涼しい稜線上から激下り、フラットな場所に降りたったら、先ほどまで曇って涼しかったのがウソのよう…晴れてしまいました(泣)
暑い〜〜!
コンビニでアイス休憩しましょう。ミルクロードでは何も補給できませんでしたからね。
阿蘇駅前に続く国道57号線は、細い道のわりには、交通量も多いので、集中力が要る道でもあります。
景色は悪くないんですけどね〜。
阿蘇駅に着くと、観光協会の方がアンケートを取っていたので、答えてみたら阿蘇牛乳をいただきました♪
ついでにランチ場所も聞いておきます。
阿蘇駅付近はお店は多いですが、なんせ暑いので…さっぱりしたものが食べられる場所、というリクエスト(笑)。
「文吾うどん」という地元の方に愛されるお店。
九州名物・ごぼ天うどんをうただきました。(ごぼ天はトッピングで+180円)
教えていただきました「文吾うどん」はかなりの有名店らしく、あっという間にクルマが増えてほぼ満席に。
早めに入っておいてよかったです。
山を眺めながら食べるうどんは美味しいですね〜。
いつまでも見ていられますよ〜!ちょうどお店の裏はJRの線路が走っていて、1本だけ見ることができました(写真なし)。
<「文吾うどん」のアクセス>
【ただならぬパワーSPOT】国造神社
いよいよ、最後のヒルクライム!
標高差400mの登りに向けて準備していると、雰囲気の良い神社を発見!
入ってみることにします。
「国造神社」は阿蘇神社の北宮とされ、農耕・植林などを指導したとされる速瓶玉命(はやみかたまのみこと、「国造本紀」によれば初代阿蘇国造)を主祭神とし、御妃、御子息の合わせて4柱の神を祀っているそう。
すぐ上には湧水も湧いているので、雨乞いの神社としてパワースポットになっているようです。
ここで、水墨画の作家さんが笛を神楽の練習をされていたので、時が止まってしまったような雰囲気に包まれます。良い体験をさせていただきました♪
暑かったけど、日陰ですっごく涼しい場所でしたよ。
<国造神社のアクセス>
【激登りのいやしSPOT】手野の名水
手野の名水は3台のクルマが停まっており、大盛況。
地元のご夫婦が何本も水を汲みまくっていましたw
1本いただいて、あとで車でとりに来ることにします。
顔を洗ったり、水を飲みまくってしばらく休んでいました。
とってもクールダウンできましたよ!!!
<手野の名水のアクセス>
【ゴール】大観峰へ帰還!大にぎわいすぎてビックリ。お疲れ様でした
ここからは稜線に出る道。
最後の方はまったく自転車に乗れませんでした。ほとんど歩き…
稜線に出たら、また最&高なミルクロードに合流できるんですが、そこまでは辛かった…((((;゚Д゚)))))))
いちばん暑い時間帯でしたし、嫌になる程クルマが抜いて行くしw
斜度も10パーセント超えてましたからねww
朝とちがった景色もまた美しいですね。バイクが走っている姿をカメラで追ったりするのも楽しいです。
お疲れさまでした〜!
【まとめ】「ミルクロード」は笑っちゃうほど絶景すぎ!ぜひ行ってみて
「ミルクロード」って60km弱しかないのに、目まぐるしく変わる景色がありましたし、ランチどころに困らない…!
九州屈指のサイクリングロードなだけありますね。
ただ朝は良かったのですが、日中の交通量はすさまじかったので、運転にはご注意を。
土日はクルマが連なって走ってる状態でしたね。気温も高かったのでクルマのトラブルを起こしている人もいましたし(オーバーヒート?)。
自転車の場合も、あまり広がって走れる感じじゃありませんでした。
私は平日に走っていたので、結構自由に走れていましたが…
今度は雪を被った阿蘇五岳をながめに走りにきたいです。
以上、『【阿蘇ミルクロード周回/56km】大観峰でご来光サイクリング!涅槃像をながめながら絶景を堪能♪』の記事をお送りしました。
【おまけ】熊本の圧倒的B級グルメ!「お弁当のヒライ」に立ち寄るべし
たくさん走った後は、夜出かけるのが面倒くさいのでお弁当を買って帰りました。
「ヒライ」はイートインもできる、熊本にしかないお弁当屋さん。
「ヒライ」のお弁当は地元の方に愛されているとあって、大盛況でしたよ〜!
お酒に合うおつまみ「ちくわサラダ(ちくわの穴の中にサラダが入っている)」もお忘れなく。とっても美味しかったです♪
阿蘇の宿泊拠点は「ASO BASE BACKPACKERS」がおすすめ
私の阿蘇の拠点は「ASO BASE BACKPACKERS」でした。素泊まりの宿ですが、駅前なのに駐車場が付いておりとっても便利でしたよ。温泉・道の駅・お弁当のヒライも徒歩圏です。
とくに助かったのが、目の前がローソン!チェックインの16時より早く着いてしまったので、ここでビール買って、テラスで飲んで待ってましたw
温泉のディスカウントチケットもフロントに申し出ればもらえました〜。
山の中ではないので、星が見えないかなと思っていたら、まあまあ見えて感動しましたよ!