「ブルーライン」は自転車通行NG?迂回路は??【瀬戸内海沿い・岡山県東西横断】
こんにちは、アウトドアライターのaimyです。
先日倉敷駅(岡山県)~播州赤穂駅(兵庫県)までのサイクリングですが、「ブルーライン」についての下調べが甘くて八方塞がり状態になってしまいました。
結果、道の駅の駅長さんに軽トラ積載され、安全な場所までおろしていただき…大反省。
- ”本州縦断、瀬戸内海を見ながら自転車で走りたい!”
- ”最短距離で岡山~姫路をぬけたい”
という方も多数おられると思いますので、筆をとった次第です。
しっかり安全なルートをご紹介していきますね!
岡山の「ブルーライン」って何?自転車通行できる?
「ブルーライン」とは、岡山県南部を東西に通り抜けられる無料の自動車専用道路。
岡山市君津~備前市蕃山に抜ける32.4kmを結んでいます。
もともとは有料道路でしたが、2004年に無料化。現在では市街地の多い岡山県南~兵庫県西部を連絡するバイパスとして利用されています。
クルマ、バイク(原付含む)は通行することが可能ですが、自転車はNG。
そこで、問題が発生してしまいます。
迂回路はあるの??
迂回路は国道2号線
迂回路は、国道2号線。
JR山陽本線と並走しており何かあったときの輪行も可能です。
「ブルーライン」と異なり、”瀬戸内海を見ながら走行する”ということは、残念ながらできません。
瀬戸内海をながめられる「道の駅一本松展望園」単体で立ち寄ることは可能だが、かなり遠回り
どうしても海沿いを迂回しながらでも走りたいといった場合、『道の駅一本松展望園(ブルーラインのちょうど中間点)』だけは、下道と繋がっているので、少し戻ることにはなってしまいますが、行くことは可能です。
この道の駅は、単体で展望台としても機能しているのでココ目的に行くのも有りだと思います。
(実際ローディーさんともすれ違いました。ヒルクライムの練習かな?)
高台にあるので、小豆島が目の前にドンと大きく見えます!行く価値はありますよ。
私も行ってみましたが、とてもキレイで気持ちよかったです!
「道の駅黒井山グリーンパーク」以東は、絶対に自転車では走れません
前述の「道の駅一本松展望園」とは異なり、「道の駅黒井山グリーンパーク」から備前市側(東側)は、絶対に自転車の走行はできません(逆もしかり)。下道がないのです。。
ブルーライン以外で「備前海の駅(備前市側)」方面にむかうにはいったん北上し、伊部駅や西片上駅のある国道2号線まで行く必要が出てきます。
この点、岡山県南部を東西に縦断する際は計画時から注意が必要です。
【まとめ】自転車は「ブルーライン」を走行できない!計画時から注意
今回私が「道の駅黒井山グリーンパーク」で前にも後ろにも進めなくなってしまったのは、何度調べてもブルーラインに導かれてしまうルートしか検索できなかったから。
そのため、道の駅のスタッフさんに相談させていただいた所、”作業道のような細い道がないことはないが、危なすぎるので備前市側にクルマで降りたほうが安全”という判断となったわけです…
スタッフさんもまれに「ブルーライン」を自転車で走行している方を見かけることがあったそうですが、直ぐに警察に通報されますし、何より危ないとのことで(最近は特に取締強化中だそう)。
実際、クルマの中から見ていると、ほぼすべての車両が80キロくらい出している、恐ろしい道でした(苦笑)
対面通行なのもまたデンジャラス(泣)
もし、「ブルーライン」を走行する計画のサイクリストさんがいたら、危険なので絶対にやめてくださいね!
関連記事
【倉敷~播州赤穂80km】岡山縦断!真冬のグルメサイクリングレポート
今回、「ブルーライン」と並行して走行した、岡山サイクリングのレポートです。