【松山観光港〜JR今治駅】「はまかぜ海道」で郊外の海風を感じつつ超平坦ロードに拍子抜け⁉️45km半日サイクリング
こんにちは。アウトドアライターでサイクリストでもあるaimiです。
先日しまなみ・とびしま海道を経由してやってきたのが、愛媛県松山市の松山観光港!
2泊3日のサイクリング旅の〆をかざるのは、「はまかぜ海道」♪
愛媛県松山→今治駅を結ぶルートです。
「瀬戸内7海道サイクリング」の書籍を読んでみると、起点は道後温泉(そうすると60km超え…)になっていたりしますが、そこのところは自由でいいと思います。
【今回のルート】呉→松山のフェリーに乗り、体力温存。がっつりランチの後は愛媛郊外の風に吹かれよう
<JR呉駅前のホテルを出発→大和ミュージアムを急ぎ足で観光>
呉港フェリーターミナル(10:05発)→松山観光港(12:00着)→「みなと食堂」でがっつりオムライス→道の駅「風早の郷 風和里」で休憩→JR今治駅
走行距離:46km 走行時間:約4時間(1時間休憩込み)
フェリーの中では2日間のこれまでの疲れを取るべく、仮眠。
元気になったところで、すぐお昼…汗。
でも超平坦ロードなので距離を意外とかせげました。
「しまなみ海道」「とびしま海道」と比較しても、アップダウンもなく単純な道なので、体力ロスが少ないです…
しかし、旅の最後の最後にトラブル発生⁈
レポートをお楽しみに。
【松山観光港〜JR今治駅】「はまかぜ海道」で郊外の海風を感じつつ超平坦ロードに拍子抜け⁉️45km半日サイクリングレポート
当記事は2泊3日の”しまなみ→とびしま海道”旅の途中・呉からスタートしており、松山観光港が始まりではありません。
松山からのレポートを読みたい方は下記目次の「白石の鼻」以降〜閲覧お願いします♪
フェリーに乗る前に「大和ミュージアム」急ぎ足 de 観光!
3日目の朝は超忙しい!
呉観光を40分で終わらせ、フェリーに飛び乗る計画((((;゚Д゚)))))))
そのままフェリーに乗っても良かったんですが、あまりにも何も観光しないのももったいないと思って…
少し距離にも余裕があるので、9時の開館に合わせて「大和ミュージアム」初潜入!
大和ミュージアムの1階は撮影OKだったので、掲載させていただきます。
全長26.3メートルもある10分の1戦艦「大和」は、設計図や写真、潜水調査水中映像などをもとに、可能な限り詳細に再現しました。
この10分の1戦艦「大和」は大和ミュージアムのシンボルとして平和の大切さと科学技術のすばらしさを後世に語り継いでいます。
今も残る大和の造船ドックや様々な船舶が往来する呉湾の風景が望めます
「大和ミュージアム」公式ページより引用
戦艦「大和」の模型が見れます!
すごいですよ、ここは。まるでタイムスリップしたよう。
大和(やまと)は、大日本帝国海軍が建造した大和型戦艦の1番艦。2番艦の武蔵とともに、史上最大にして唯一46センチ砲を搭載した超弩級戦艦で呉海軍工廠で建造。
「wikipedia」より引用
日本の悲しい過去を知るとともに、
- ここ(呉市・広地区)でなぜ造船が始まったのか?
- 工員の総数は他の三工廠、横須賀、佐世保、舞鶴の合計を越えるほど。ドイツのクルップと比肩しうる世界の二大兵器工場であった
- その後継が自動車メーカー・マツダの礎となった
優秀な人材が集まっていた呉。
今もそれを受け継いで、造船所がたくさんあります。
そして工員さんの一部を雇用していったという自動車製造も盛ん。
30分あれば、歴史をざっと追うことができましたよ!
「大和ミュージアム」のアクセス
【住所】 広島県呉市宝町5−20
”瀬戸内海フェリー”の「クルーズフェリー」で2時間のゆったり船旅
この旅2日目の朝にも”大三島→岡村島”のフェリーに乗りましたが、30分程度…。
今回の呉→松山は2時間の船旅なので、足を伸ばしてゆっくりできそうです。
大きな船なのに乗客は10人弱。
ガランガランで申し訳なくも思いましたが、ソーシャルディスタンスが保ててGOODと前向きに考えさせていただきました!
2018年に「クルーズフェリー」の乗船レポートは書いていますが、船体によってデザイン・レイアウトも全く違うようなのでいつ乗っても楽しめるのが良いですね。
実際、このとき乗船した船体とは全然違いましたねw
乗船受付時に「せとうちサイクルーズPASS」の提示もお忘れなく。
「白石の鼻」で縁起の良さそうな神社を発見
松山観光港を後にし、「白石の鼻」という場所へ。
ここで海スレスレで釣りをしている人を発見!
その先には神社仏閣…?と巨石群?
なんだか異様であり、神秘的でもある縁起のいい場所なんです。
「白石の鼻」のアクセス
【住所】愛媛県松山市勝岡町
お昼も回ったので「みなと食堂」でがっつりオムライス
しばらく走ると「海の駅うみてらす」という看板が出たので、誘われて行ってみることに。
でも「うみてらす」自体には何もなくて途方に暮れていたところ…
対面に「みなと食堂」という、地元の人たちが吸い込まれていく人気定食屋さんを発見!
入ってみると、すぐ満席に。
ほとんどが地元のお客さん。待ち客が発生するほど繁盛しています。
オムライスの中にコリコリの鶏肉が入っており、驚きながらも完食。
ランチにしてはちょっと高いかも…?(四国人感覚)と思っていたらなんと食後のコーヒーがつくのだそう。
ありがたくいただきました。コスパ高かったし美味しかった💗
「みなと食堂」のアクセス
【住所】 愛媛県松山市堀江町1759
ひたすら走れ!海沿いを…今治市まで♪
青い空、青い海。
申し分ない天気の中、40km走るのは気持ちがいいですね。
昨日までの2日間に比べるとずっとまっすぐなので地図をみる心配もいりませんし、坂もないので距離が稼げます。
私にしてはけっこう早いペースでしたよw
「工場夜景」で知られる太陽石油(株)四国事業所の真横を通過
「煙突から炎が出ている?なんだろう?」と思っていたらここは石油元売会社さんの事業所なんですね!
四国・近畿ではよく見かける「SOLATO」ブランド。
ご存知の方も多いのでは。
ブランド名の由来は太陽を意味する「ソーラー」と明日を意味する「トゥモロー」からきているそう♪
工場夜景の撮影のメッカらしく、こんどは夜来てみたいなあと思いました。
太陽石油(株) 四国事業所のアクセス
【住所】愛媛県今治市菊間町種4070−2
いよいよ今治市へ!最後の最後に〇〇をひきそうになる?
スタート地点だったJR今治駅まであと10km弱。
2日ぶりに戻って来ました!
ここからはかなり交通量も多く、道もせまい場所があったので気をつけたいところ。
途中、自動販売機でたむろしてる中学生たちに応援されながら…(私がどこに向かってるのか知ってるのか?)
あっという間に今治市の表示。
この辺りは今治市菊間という地域で、「瓦(かわら)」の生産が盛んなのだそう。
瓦といえば「アワイチ(淡路島一周)」の”湊”地区でも有名でした…。
何もそれらしい写真が撮れませんでした…というのも海側ではなく陸側にそれらしき工房が多かったからw
仕方がないですね。
予習していた本には「鬼瓦もなか」なるものがお土産にオススメと書いてあったがそれも見つからず((((;゚Д゚)))))))
四国鬼瓦お遍路なるテーマの旅も楽しそう。本もありましたw
…と今治駅の直前に自転車2台が私の存在に気づいて「スッ」と左によけてくれたんです。
で、追い抜こう!とこぐ力を強めた時に事件が起こりました。
[chat face=”https://www.aimisuna.com/wp-content/uploads/school_gakuran_boy2.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]ネ・ネコ![/chat]
とその自転車の男の子が叫びます。
な・なんと猫が出てきたではないですか((((;゚Д゚)))))))
ブレーキをかけ難をのがれましたが、あと10cm前に出てたらひいてたわ…泣
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-26-4_No-00_0801093015.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]あれにはびっくりしたわw…[/chat]
なんでネコって左右見ずに飛び出すのでしょうか?不思議でならない…
あわてて飛び出しても自分が危険になるだけなのに。
最後の最後でびっくりしましたわ。
2泊3日・159kmサイクリング旅のゴール!JR今治駅に到着
見慣れた景色が近づいてきた…!
感慨深いものがあります。
フェリーを使ったとはいえ、走行距離は150kmを超えたので1日あたり50km以上は走っていた計算。
私、がんばったぞ!
左足のクリートなしで走行した2日間。(まともに使えたのは1日目だけだったw)
なんとか怪我・事故なく安全に帰ってこれました〜!
最後は今治駅からすぐの「喜助の湯」でひとっぷろ浴びて帰りましたとさ٩( ᐛ )و
お疲れ様でした!
まとめ:「はまかぜ海道」想像以上に走りやすかった!ただし駅前だけは注意
松山と今治の2大都市をむすぶ、「はまかぜ海道」。
確かに、しまなみ海道やとびしま海道に比べたら”離島めぐり”感は薄れてしまいますが、ただただ無心で海沿いを走るのも悪くない!
何と言ってもフェリー代もかからないのも嬉しいです。
今治からなら松山・道後まで往復80kmということで、割と走りごたえのある距離ではありますし♪
- JR予讃(よさん)線も並走している→片道だけ走って輪行で帰るのも楽しい
- 松山空港から今治まで→翌日しまなみに直行!
- 今治から佐田岬まで100km超えのロングサイクリング
コースどりは無限大と思います。
離島と違いアレンジもたくさんできるのが「はまかぜ海道」の魅力!
はまかぜだけでも、ほかを欲張ってもOK!
あなたはどのコースを走りますか?
以上、『【松山観光港〜JR今治駅】「はまかぜ海道」で郊外の海風を感じつつ超平坦ロードに拍子抜け⁉️45km半日サイクリング』の記事をお送りしました!
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7島7橋が渡れるとあって、とっても魅力的!
風光明媚すぎるせとうちの海に一番近いルートなのでございます♪
【JR今治駅から徒歩1分】しまなみ温泉「喜助の湯」でサイクリスト割引を受け、天然&炭酸ぬる湯でほっこり!
今回の「はまかぜ海道」のゴールは、JR今治駅でした。
今治駅徒歩1分で疲れをいやしまくれる施設が⁈
ぜひ立ち寄ってから帰ってみてくださいね、ドミトリーもあり前泊もOK♪