【四国一周サイクリング・3日目/74.8km日和佐→室戸岬】バス輪行で3時間⁉土砂降りの中を突き進む
こんにちは、アウトドアライターのaimiです。四国一周サイクリングの2日目に続き、3日目。
2023年2月、オフシーズンの四国を静かに1人で爆走してきました〜!
とはいえ、この日は1日雨の予報。コロコロ天気予報も変わる春先のこの頃。
こまりました…\(^o^)/
【四国一周サイクリング③】日和佐駅(徳島県美波町)〜室戸岬をバス輪行
四国一周サイクリングの3日目。この日は日和佐のゲストハウスを出て、室戸岬まで走る予定。
しかし…1日中雨が降り続くということで、私の選択肢は2つ。
- 雨の中70kmを1日かけて走る
- バスを乗り継ぎ、半日かけて室戸岬に行く
私はこの四国一周で決めていたことがあります。
それは「ゆるく、観光しながら走ること」。
この雨の中、観光できるはずがありませんし、2月の雨は確実に寒い。
はなからやる気が起きません…
チェックアウトギリギリ11時まで宿でのんびりする計画にいたしました!
連休がはさまっていた関係で宿がずらせません。進むしかないのです!
道の駅日和佐→(13:10発・徳島バス)→甲浦バス停→(徒歩2分)→海の駅東洋町にて約1時間待機→(14:50発・高知東部交通バス)→室戸ジオパークセンターにて約20分待機→(15:32発・高知東部交通バス)→16:02室戸岬バス停
バスで2時間53分、2,710円(※室戸ジオパークセンターより乗継割引・ー100円適用後)
※赤字部分は、場所に要注意。後述します
日和佐→室戸岬までバス輪行OK?美波町観光協会(徳島県)にて要確認
バス輪行することにしたのは良いけれど。
乗ろうとしている高速バス「徳島バス/大阪〜室戸線」・路線バス「高知東部交通」のホームページには輪行には対応していると記載がありません。
観光協会に直接問い合わせることにしました。
JRで行ったとしても、甲浦で足どめになるので、どうせバスに乗ることになりますしね!
「道の駅日和佐」に美波町観光協会さんがありましたよ。
私:「17時までに室戸まで行くにはどう乗り継ぐのが良いですか?自転車を折りたたんで積載したいのですが」
観光協会の方:「室戸までに17時までに到着できるのはこのあと1本しかないんです。お客さんの乗ろうとしている13時10分ののみ。徳島バスに連絡とってみますよ。高知東部交通は路線バスだから、直接乗る前に聞いてみてくださいね!今日は平日ですし、空いてるから大丈夫と思いますがね」
(TELが終了後)「徳島バス、今日は大丈夫のことです!」
よかった〜!暗くなる前に着けそうだ!
とはいえ、夏などの混雑期には断られることは覚悟しておくべき。その場合は、日和佐にもう一泊するしかないですね…
今回、連休の間の平日だったというのも幸いしました!
ひたすら鉛色の海を見ながら西に移動中。県境の交通が悪すぎてたった70キロでバス3本乗り換える💦💦💦
— aimy@ #四国一周サイクリング 挑戦中🚲! (@aimygoodtime) February 24, 2023
生まれてはじめての経験ですが、クルマ無しで四国観光する人が意外と多くそれなりに乗客あり。四国在住民としてはオドロキの連続😱良い経験になりました。 pic.twitter.com/P1dA6GfoO9
【日和佐→室戸岬方面】バス輪行の注意点
バスに乗れるということになったとしても、乗り継ぎのバス会社が異なる関係でまちがえやすそうな点がありました。注意点とともにお伝えしていきます!
ちなみに、バスの代わりに「DMV(デュアル・モード・ビークル)」も走っていますが、当日予約は基本できず、輪行もNG。
自転車を持っていなければ平日は飛び込みで乗れることもあるようですが、ここはより確実な方をとっておくべきでしょう!
【道の駅日和佐→甲浦】
①「道の駅日和佐」のバス停の位置
「道の駅日和佐」の敷地は広〜い!
バス停の位置が分かりづらいので、注意が必要です。
2023年2月現在は、自動販売機の横と言われました(道の駅の建物・ど真ん中!)。
特に屋根などもなく、分かりづらい場所にあるので注意が必要です。よく変わるようなので、観光協会の方にしっかりきいておいたほうが良いですね。
目の前はクルマ通りも激しいし、雨もしのげないのでバスが見える直前までは屋根の中にいました。で、見えたらダッシュ!
②徳島バスは高速バス仕様!荷物室に自転車をいれる
徳島バスは大阪・難波からやってきた3列シートバス。
その一環で路線バスとしての役割も果たしています。
…ということですが、そんなに大きくないバス停に巨大バスがやってくるものだから長時間の停車が難しいのか?かなり忙しく荷物を乗せることにw
まあまあの雨も降ってましたし、運転手さんも走ってきてくれて荷物室のドアを開けてくれましたよ。
③およそ3時間バスに乗りっぱなしなので飲食物を買っておけ
正確に言えば、待機時間でも買えることは買えますが、経由地の「海の駅東洋町」は「道の駅日和佐」よりも小さめの施設。
シーズンですと食べるものが売り切れてる可能性も大。
買うのであれば、「道の駅日和佐」で買っておきましょう!
最終コンビニも、日和佐ですw
道の駅から徒歩2分のところにファミリーマートがあるので、必要なものは買っておきましょうね。
私は室戸岬の宿が素泊まりだったので、「海の駅東洋町」でお惣菜を買いました!
なかったら詰んでましたね…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
【甲浦&海の駅東洋町】
①甲浦駅から室戸方面は路線バス乗車!運転手さんに許可をもらおう
前述しているように、甲浦から先は、当日に運転手に確認しないと、バス輪行ができるかどうかわからない区間。
こんでいたらジャマで危険。断られる可能性もあるので、ゴリ押しはできませんよ。
この日は一番最後に乗り込むように段取りをし、運転手さんが自転車を乗せられるように身障者用座席をアレンジしてくださいました。助かります!!
②甲浦バス停→海の駅東洋町は、歩かないとダメ!
徳島バス「甲浦バス停」と、「海の駅東洋町」は目と鼻の先ですが、違う場所!
- 徳島バス「甲浦」バス停(国道55号線沿い)
- 高知東部交通バス「海の駅東洋町」バス停(海の駅の前にある、サーフィンボード型のバス停の前)
降りた場所で待ってても、バスはやって来ませんので注意が必要です。
それは、かなりのお客さんに注意喚起されているらしく、徳島バスの運転手さんに身振り手振りでしっかり教えていただきました。まちがえたら、室戸にたどり着けないっ!
②本当にココが最終食事処!
わたしの場合、待ち時間は約50分でした。
50分ですと、「海の駅東洋町」では軽食しかありませんが…室戸岬はほんっとうに何もないので、ココが最終買い物SPOT。
泊まるにしても、1泊2食つけていないなら、ここで買っておきましょう。
私の宿泊した「室戸荘」ではビールは売ってくれましたが、素泊まりだったのでここで買いましたよ。
【室戸ジオパークセンター】
①カフェがあるけど、20分だとそんなにゆっくりできない
室戸ジオパークセンターは、無料の展示スペースがあります。
室戸と空海さんの歴史や、地層から見る地震のメカニズムなど。いろいろな視点からこの地域のことを学べます!20分でちょうど見終わるくらいのボリュームなので、見ておくのも良いのですが…
美味しそうな、とれたて果実のジュース・室戸海洋深層水コーヒー等の飲めるカフェもありました。
ジオパークに興味ないよ!って方はここで過ごすのも良いかもです。
20分だとあまりゆっくりできませんが((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
②室戸岬より先に行かれる方は、お手洗いを済ませよう
室戸岬より先に行く方はお手洗いもぜったいに済ませておきたいところ!
最終的には安芸まで抜けられるので、終点まで行かれるならば、1時間半はかかるのではないでしょうか?
路線バスなので、もちろんお手洗いはついていませんからね!
※ちなみに、日和佐から乗車した徳島バス(高速バス仕様)はお手洗い付きでした
そんなこんなで本日の宿「室戸荘」に到着♪
16時2分、室戸岬バス停に定刻通り到着。
現金しか使えないので、降りるとき混み合いますが…結構な方が室戸に泊まられるようですね〜
連休の間の平日ということもあり、雨の中でも観光客ばかりですよ。
…というか、地元の方はバスは使わないでしょうからね。たぶん。
本日のお宿『室戸荘』は、バス停から30秒!濡れずに到着できました。
もちろん傘なんて持っていない(レインウェア)なので助かりましたよ〜!
明日は、きっと晴れるはず。高知市まで爆走しますよ〜♪
室戸岬周辺の宿泊は「室戸荘」(高知県室戸市)
高知県・室戸岬の本当の先端にあるお宿!
びっくりするくらい、その恩恵を受けられること間違い無し。
わたしは初めて、部屋にいながらにして室戸灯台の明かりを見ることができて感動しましたし、素晴らしい朝日まで!!
ぜひ、体感していただけたらと思います♪
女将さんのキャラも立っていていい感じでした。冬はキンメダイなども出るようです。リーズナブルなのに海鮮も美味しい宿。
関連記事
「四国一周サイクリングプロジェクト」とは?【1,000km完走の旅】
「四国一周サイクリングプロジェクト」は、四国で一番サイクリングに力を入れている、愛媛県庁の”愛媛県 スポーツ文化部”が行っているサイクリングプロジェクト。
エントリーすると色々な特典があるので、事前にチェックしてみてくださいね♪