【JR四国/サイクルトレイン】「えひめ・しまなみリンリントレイン」乗車レポート!
こんにちは、アウトドアライターのaimyです。
先日、松山観光港〜かきしま海道〜とびしま海道〜今治港という、豪華2本立てのサイクリング旅をしてきたのですが、その帰路に、サイクルトレインを利用。
念願だった「えひめ・しまなみリンリントレイン」の乗車!!
にわか鉄女の私でも、予約不要なら乗ってみたい&楽しめるのではないか?と期待しておりました!
予想通り、ものすごく絶景で楽しめましたので、ご紹介します。
以前は予約が必要だったから、ハードル下がったね♪
「えひめ・しまなみリンリントレイン」とは?
土休日に予約なし・自転車解体せずに乗れる!JR予讃線のサイクルトレイン
ここからは、「えひめ・しまなみリンリントレイン」のご紹介。
2022年までは予約制、かつ期間限定だったJR予讃線のサイクルトレインがリニューアル。
予約無しで2025.2.24(月・祝)の土休日・全期間乗れるように!
積載料金は、無料。
気軽にサイクリングをお楽しみいただけるよう予讃線(伊予西条駅~松山駅間)の一部普通列車に、自転車をそのまま持ち込めるサイクルトレインの混乗試験として、サイクルトレイン「えひめ・しまなみリンリントレイン」を実施しておりますが、ご好評のため実施期間を延長いたします。※実施期間は2025.2.24(月・祝)までの土休日。
JR四国公式より委員用
【ご利用区間】JR予讃線 松山駅 ~ 伊予西条駅間
「えひめ・しまなみリンリントレイン」が走るのは、愛媛県・瀬戸内海沿いを走るJR予讃線のちょうど、どまんなか。
松山駅・三津浜駅・伊予北条駅・波止浜駅・今治駅・壬生川駅・伊予西条駅(7駅)で乗り降りが可能です。
サイクリストの聖地「しまなみ海道・とびしま海道(起点最寄駅:今治)」のほか、「鹿島(最寄駅:伊予北条)」や「興居島(最寄駅:三津浜)」の観光の足にも使え、島をハシゴする贅沢もOK♪
もちろん、真逆の山方面に走行しても◎ですよ!
注意点
【注意点①】乗せられる電車・台数は決まっている…22本(下り12本、上り10本)
「えひめ・しまなみリンリントレイン」は自転車積載OKな電車・台数が決まっています。
2023年4月〜2024年2月25日はこちらの通り。
上記、一部を切り取って掲載させていただいておりますが、最低5台・最高でも10台程度となっており、大人数グループで利用するという想定ではないので注意が必要です。
混雑時は、断られる場合もあるので輪行袋は持参しておきましょう。
私のようなソロや、数人のライドを想定してるんだね!
【注意点②】どんな自転車でもよいが、重いと固定するのが辛いかも
ママチャリ・スポーツバイクなど、どんな自転車でも積載OKなのが「えひめ・しまなみリンリントレイン」。
しかし、予讃線といえば、斜めに停車する波方駅であったり(立ってるのもツライw)、くねくねの路線…スピードが出る路線としても有名ですね!
なかなかに過酷な環境を走ります。
重量のあるものはあらかじめ自宅に送ってしまうか、自転車からは外しておいたほうが良いですね。
わたしもはじめに固定した場所が、入口の近くでゆれて不安定でしたので、完全に寝かせられるシートの方に移動させました。
今回、サイクリストは私1人だったので、車掌さんにオススメの位置を教えていただき…ありがたかったです♪
とはいえ、ほかの乗客さんもいましたので、占領することはないように早めにしましたよ〜!
予想通り、松山に近づくほど混んできたからね〜!
ちなみ固定したのは鍵でしたが、振動&ブレーキのときの力がすごくかかるからゴムバンドのほうが良かったかも。
【注意点③】車掌さんがいない電車もある(自分1人で固定してね!)
車掌さんがいないワンマン運転が1日に数本あります。
その場合、固定をフォローしてくださる(教えてくれる)方が誰もいないので、はじめての方は心細いかもしれません。
私の場合は、色々お世話になってしまいましたが、もし誰もいなかったら戸惑ったかもしれませんね。
めちゃくちゃ揺れるし、どこに置くかはけっこう大事なので…
次乗るときは、もうひとりで大丈夫!
【注意点④】転倒防止のゴムバンドは必携
SNSなどにはサドルを持ったまま乗車している方もいらっしゃるようでしたが、すぐおりるわけでないならその姿勢はけっこうツライと思います。
自転車につきっきりでは、車窓からの景色もGOODなのに…電車の旅を楽しめませんですよ!
フレームを固定するゴムバンドや、固定具があったほうが、後々ラクですね。
わたしはワイヤーロックで代用してしまいましたが、しっかりしたアイテムがあったらもっと安定したなあ…と反省。
乗っていた電車が、途中の伊予北条駅で15分の待ち合わせがあったから、ホームに降りて写真を撮ったり、けっこう動き回ってたよw
固定推奨っ!
【注意点⑤】乗車時間が長いので注意(各停なので)
「えひめ・しまなみリンリントレイン」対象列車には、特急は含まれておりません。
したがって、乗車時間はけっこう長いですw
私の乗っていた今治〜松山間も約1時間半。
15分の特急待ち合わせや、時間調整のための停車もけっこう多かった印象です。
なので、お手洗いと軽食は済ませてから乗りましょう〜!
15分停車のときは、トイレに降りる人や自販機で飲み物を買う人がいたよ〜
【注意点⑥】乗降はエレベーター使用の場合も
乗車ホームはエレベーターを使わないとむかえない場合も。
時間に余裕を持って、乗車準備をしたいところ。
そして、自転車の方は乗客の方に迷惑にならないよう、最後に乗り降りするように配慮しましょうね。
「えひめ・しまなみリンリントレイン」に乗ってみた感想
今治駅〜松山駅(40km程度)を乗車してみた感想としては、
- 輪行準備をしなくてもいいから、ギリギリまで自由行動できる
- めちゃくちゃ景色が良かった
- 降りてすぐ乗って帰れるのは、すごくラク!
輪行作業が好きか?と言われれば、めんどくさいな〜ってのが本音。
加えて、もう脚が終わって乗る体力もない…
そういう時に「サイクルトレイン」はとっても助かりますよね!
めいいっぱい自転車を乗りまくり、「えひめ・しまなみリンリントレイン」でスタート地点にちょっぴりワープ。
とっても良い思い出になりました!
どんなシーンで乗るのが良い?
「えひめ・しまなみリンリントレイン」を活用できるシーンを考えてみました。
- JR予讃線のどこかの駅から興居島へプチ旅
某駅→(サイクルトレイン)→三津浜駅→(船)→興居島の往復【日帰り】 - とびしま海道の周回ルート
松山駅→松山観光港→(船)→呉港→とびしま海道→岡村港→(船)→今治港→今治駅→(サイクルトレイン)→松山駅【1泊2日】 - UFOライン・石鎚スカイライン周回ルート
松山駅→(サイクルトレイン)→伊予西条駅→UFOライン→石鎚スカイライン→松山駅【1泊2日〜2泊3日くらい】
※3つ目のUFOライン・石鎚スカイラインのルートはサイクルトレイン乗車時間が長すぎるので、特急のほうが良いかもですが(汗)
などなど…ゆるポタからガッツリ走れるルートまで、よりどりみどりです。
船と繋げられると、スゴイ行動範囲も広がりますし、魅力的!
ずっと走り続けるのもいいですが、すこしラクをするのもあり。旅のスパイスとして取り入れても、楽しいのではないでしょうか\(^o^)/
ちなみに、私は自宅から松山駅まではクルマ。松山駅付近に予約駐車してから、周りました。
>>松山駅・松山空港・松山観光港付近のパーキング予約なら特P(とくぴー)
あなたもぜひ、「えひめ・しまなみリンリントレイン」乗ってみてくださいね〜♪
以上、『「えひめ・しまなみリンリントレイン」乗車レポート!【JR今治駅〜松山駅】』の記事をお送りしました。
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