「AlterLock」第3世代とは?【自転車盗難防止GPS】~第2世代・類似品との比較~
こんにちは、アウトドアライターのaimyです。
2024年4月、「AlterLock」第3世代が発売されたということで、第2世代との比較+類似商品との違いをわかりやすくお伝えしていきます。
AlterLock Gen3が完成しました!!
— AlterLock @愛車の盗難防止デバイス (@AlterLockDev) April 26, 2024
やっと公式発表ができます。開発期間は約1年。量産も完了しているので、前回は予約からお届けまでに相当時間が掛かってしまいましたが、今回は大丈夫です!
基本コンセプトは変わりませんが、性能と耐久性の向上に拘りました。https://t.co/2YSBONGnNp pic.twitter.com/dF28G6r66E
「AlterLock」って何?
「AlterLock」とは振動検知アラーム&スマホ通知で愛車を見守り、更にGPSまで搭載するサイクルガードサービス。
自転車好きのエンジニアさん(日本人)が作成したとあって、サイクリストのかゆいところに手が届く商品になっています。
”AirTag”=iPhone利用者のみ、といったような端末の制限もなく使え、最近自転車乗りの中で話題に。
Android利用者にとって、特に朗報♫
「AlterLock」が発売されるまでは、日本国内にこういうサービスはなかったんだよ!
「AlterLock」の最新モデルは第3世代「Gen3」
「AlterLock」の最新モデルは、2024年4月発売の第3世代『Gen3』となっています。
公式サイトで購入すると割引がありませんが、アマゾン・楽天では購入後の獲得ポイント分、少しお得に購入することができます。
「AlterLock」第2世代との比較
項目 | 第2世代 | 第3世代 |
---|---|---|
製品名 | AlterLock Gen2 | AlterLock Gen3 / AL03GB |
本体寸法 | 長さ:159mm 幅:38mm 厚さ:9mm | 長さ:167mm 幅:28mm 厚さ:9mm |
重量 | 50 g | 53g ※セキュリティボルトを含む |
充電ポート | USB Type-C | USB Type-C |
通信方式 | Bluetooth Low Energy / Sigfox | 短距離: Bluetooth, 長距離: LTE-M / NB-IoT |
測位方式 | GPS (GNSS) / Wi-Fi | GNSS (GPS / Galileo), Wi-Fi, 4G基地局 |
アラーム | 最大95dB | 最大95dB |
防水防塵 | IP66 | IP66 |
サブスク加入(月額396円) | 加入しないと追尾機能はなし | 未加入でもアラート機能のみ使えるように |
希望小売価格 | 12,320円 | 13,800円 |
「AlterLock」の第2世代と第3世代の大きな違いは測位・追跡性能が上がったこと。
第三世代「Gen3」ではアルゴリズムに改良を加え、測位時間の短縮と精度の向上を実現。AirTag、KNOG SCOUTなどの紛失防止デバイスとは異なり、単独での通信機能によってスマホとデバイスが遠く離れていても、位置情報を追跡できます。
さらに大きな改良点として、追跡機能(サブスク)に加入しなくてもアラート機能のみは使える形に変更になりました。
重量こそ大きな変化はないけれど、外見はL字型からストレート型に!
L字型だと一定の自転車にしか合わなかったことから、どんな自転車にも合う形状になったのは嬉しい。
空気抵抗対策ももちろんされています♪
類似商品との比較
ここからは、「AlterLock」とよく比較される
- Apple「AirTag」
- knog(ノグ) 「SCOUT」
- 盗難保険
の3つについてご説明!
このうちApple「AirTag」とknog「SCOUT」は、あくまでも紛失防止デバイス。iPhone標準装備『探す』アプリの使用を前提としています。
これがどういうことかと申し上げますと…
車体から爆音のアラームが鳴っていたとしても犯人が強行突破
→スマホに通知が来ない
→『探す』アプリを立ち上げ、探さない限りは盗まれたことに気づかない
このようなことがじゅうぶん起こりうります。
特に自転車からかなり離れて食事や休憩に行ってしまっている場合は、セキュリティはかなり不十分…。
とはいえApple「AirTag」とknog「SCOUT」は、自転車からアラームが聞こえる範囲&しかも短時間しか離れることがないならば、「AlterLock」よりも気軽に使えるため重宝すると考える方も多そう。
ここからは、「AlterLock」の類似商品・3種類についてくわしく見ていきます。
ロックするためのアプリ立ち上げも不要なので、”とりあえず自転車の位置がわかればいい”という方向けかな。
Apple「AirTag」
「AlterLock」の類似商品としてよく比較されるのがAppleの「AirTag」。
『探す』アプリこそiPhoneでしかつかえないのですが、紛失モードに設定されているAirTagを拾ってもらった場合、iPhoneまたはAndroidスマートフォン(NFC搭載)をAirTagにかざすことで、AirTagに登録されている連絡先を表示することができます。つまり持ち主がすぐに分かるメリットが。
しかし警告音を鳴らす機能はないので、犯人に脅威を与えることができません!
またセキュリティボルトなどの対策もないため、AirTagが自転車についていると気づかれてしまったら、剥がされて草むらに捨てられる可能性は大(泣)
knog(ノグ) 「SCOUT」
AirTagと同じ『探す』アプリを利用しているのが、knog(ノグ) 「SCOUT」。
自転車に特化しているのが特徴で、振動を感知しアラームを鳴らす点では「AlterLock」に似ています。
スリムで重量が25g(「AlterLock」半分の重さ)&充電は年2回のみでOK、サブスク未加入でも使えるとのことでロングライド勢に人気のモデル。
こちらはセキュリティボルトで取付可能。
盗難保険
別記事にもまとめていますが、「AlterLock」と「盗難保険」は特性がまったく違うサービス。
金銭的余裕があるならもちろん両方に加入すべき。
「AlterLock」類似商品との比較表
項目 | 「AlterLock」第3世代 | Apple「AirTag」 | knog「SCOUT」 |
---|---|---|---|
製品名 | AlterLock Gen3 / AL03GB | 同上 | 同上 |
本体寸法 | 長さ:167mm 幅:28mm 厚さ:9mm | 直径31.9mm×厚み8mm | 長さ106mm x 幅26mm x 厚さ8mm |
重量 | 53g ※セキュリティボルトを含む | 11g | 25g |
充電ポート | USB Type-C | USB Type-C | USB Type-C |
通信方式 | 短距離: Bluetooth, 長距離: LTE-M / NB-IoT *4 | Bluetooth(近くのiPhoneに依存する) | Bluetooth(近くのiPhoneに依存する) |
測位方式 | GNSS (GPS / Galileo), Wi-Fi, 4G基地局 | Bluetooth技術とAppleの「探す」ネットワークを活用 | Bluetooth技術とAppleの「探す」ネットワークを活用 |
盗難時のアラーム | 最大95dB(犬の鳴き声くらい) | なし | 85dB(間近にきた救急車のサイレンくらい) |
防水防塵 | IP66 | IP67(最大水深1メートルで最大30分間) | IP66 |
サブスク | 未加入でもアラート機能のみ使えるように | なし | なし |
希望小売価格 | 13,800円 | 4,527円 | 9,680円 |
特記事項 | iPhone・Androidどちらの利用者でもOK | 使えるのはiPhone利用者のみ | 使えるのはiPhone利用者のみ |
これまでご説明してきた、盗難保険以外の「AlterLock」の類似商品を比較表でまとめてみました。
基本的に「AlterLock」以外はiPhoneの『探す』アプリに依存しているため、自転車の持ち主が”探そう”としなければ役立たず。
自転車盗難って犯人が持ち去ろうとしている、その瞬間に捕まえなければ意味がないんですよね…。
車に載せられて走り去られたら、ぜったいに追いつくこともできませんから。できれば現行犯で捕まえたいわけですし。
現行犯が刃物を持っていたり危険なやばい人物だったら…??
まずは犯人をひるませたい!!!
即時アラーム+追跡機能を兼ね備えているサイクルガードサービスは、
「AlterLock」一択になります
【まとめ】
ここで一度まとめましょう。
- 「AlterLock」って何?
→振動検知アラーム&スマホ通知で愛車を見守り、更にGPSまで搭載するサイクルガードサービス。 - 「AlterLock」の最新モデルは第3世代「Gen3」
- 「AlterLock」第2世代との比較
→大きな違いは測位・追跡性能が上がったこと
→第3世代からはサブスク加入しなくても、アラーム機能のみは使えるように
【類似商品との比較】 - Apple「AirTag」
→自転車以外にも使える。iPhoneの『探す』アプリを立ち上げ、探す必要。盗難時のスマホ通知は来ない - knog(ノグ) 「SCOUT」
→自転車専用。動かすとアラーム機能はあるが、盗難時のスマホ通知は来ない - 盗難保険
→車体本体が戻ってこなくてもお見舞金制度がある場合も。
→車体じたいに思い入れがあるなら「AlterLock」などのGPSはつけるべき
【まとめ】
☆即時アラーム+追跡機能を兼ね備えているサイクルガードサービスは、「AlterLock」一択
これ以外のGPSも発売されているけど、今回は信用・実績もある一流メーカーを選ばせていただきました。
AirTagは自転車以外にも使えるからいくつか購入してアプリで一括管理している方も多いよ◎
でも第3世代発売されてからの「AlterLock」の勢いがすごくて、買い替えが加速している印象。第2世代より1000円くらいの値上げでここまでの機能追加されているのは普通にスゴイ。
それもこれも「AlterLock」の担当者が利用者のSNSをしっかり見て、需要を把握しているからというのもあるかも。
本当に欲しい機能がピンポイントで追加されてるから!
以上の理由から、「AlterLock」は他の自転車盗難防止ツールからひとつ頭抜けた感じですね。
私も今回の発売情報をゲットして、即導入。
\今回ご紹介した「AlterLock」第3世代はこちら/
使用レポートも別途作成する予定ですので、お楽しみに♪
以上、『「AlterLock」第3世代とは?【自転車盗難防止GPS】~第2世代・類似品との比較~』の記事をお送りしました。