【通行止注意⚠！】「剣山スーパー林道」自転車走行計画の作り方～事前情報がカギ～

「剣山スーパー林道（徳島県）」といえば、通行止区間がたびたび起こっていることで有名な道。

通行止区間の確認方法・走行に備えての装備あれこれをまとめてみようと思います。

まずは、走行時期の決め方から‼

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「剣山スーパー林道」の自転車走行計画の立てかた

①開通期間に注意

「剣山スーパー林道」があるのは、徳島県の山奥。

四国第2の標高である”剣山”を有している山域です。

標高1000～1500mあたりをアップダウンを繰り返すとあり、12月1日～3月31日は通行止めになります。

4月や11月の下旬でも雪がふる可能性があるので、「とくしま林道ナビ」や山の天気予報（※下界の天気ではなく、「てんくら」などの山岳専門の天気サイト）はしっかりと確認しておきたいところ。

とはいえ、遠方からやってきて確実に走りたい！と思っているなら…実質走行できるのは、5月～11月中旬くらいと思ったほうがいいでしょう。

②通行止区間に注意

「とくしま林道ナビ」では、剣山スーパー林道の通行止区間をお知らせしてくれています。

走行予定を立てる前に、ぜひご一読を！

2023年10月時点では、ツキノワグマ出没の注意情報と不通区間の「赤色」を確認することができました。

どこかしらが土砂崩れを起こしており、全線走破（通しで走ると87.7km）できることはなかなかないので、どこかで区切って次の機会に回すのも◎。

③補給場所の営業情報

「剣山スーパー林道」は補給場所をうまく活用することで、装備を最低限にすることができます。

今回は「ファガスの森」「四季美谷温泉」を利用しましたが、定休日もあるので、事前にチェックすることをおすすめしますよ。

もちろん、余裕を持ってある程度の食料＋飲料は持参すべし！

④現実的に、自分が走れそうなルートから

ダート道というのは、自分が思った以上に体力を削がれます。

したがって、はじめはショートコースから始めるのがいいと思います。

もしくは、一度は遊びがてら下見に来てもいいくらい。温泉宿もありますし。

スタート地点はどこから入っても徳島の山奥。

最寄りのいちばんの都市・徳島駅からとしても約50km、標高ほぼ0→1000mへのヒルクライムとなり、開始前から疲労してしまいます。

よほどの走力に自信のある方でない限り、自転車を車載し「トランポ」で現地入りするのが現実的でしょう。

私は2度ほどこのエリアに足を運んでおりある程度路面状況は知っていましたし、何かあった時に（50kmくらいなら）最悪歩いてでも周回できるな、と踏んでいたので実行に移しました。

過去には無茶をした車両が崖から転落したりした死亡事故もあったそうなので、慎重さだけは忘れず、走れば問題ないかと！

今回のグラベル走行装備

「剣山スーパー林道」に持参した装備を書き出してみました。

軽いものはすべてトレイルラン用のザックに入れ、工具類はボトルケージに。

パンク修理には時間をかけられないので、電動空気入れは必須。

熊スプレーはとっさの時に取り出しやすいよう、ザックの胸ポケットへ。

真夏ならもう少し水が必要だったと思いますが、今回は11月ということでそこまで暑くはなく、補給場所で最低限をおぎなうことにしました。

以前書いた「日帰りサイクリング」の記事も参考にしていただけますと幸いです！

また、クマへの備えは別記事にて詳しく書いています。

あとは元気に当日を迎えるだけ！ご安全に！

計画ができたら、あとは天気とにらめっこ。

前泊・後泊するなら宿泊場所も確保しておかないといけませんしね！

とくに日の短い時期の行動は、時間が勝負となってきますので…近くまで行ってからの車中泊も良いでしょう。

ぜひ、安全に当日を迎えていただければと思います。

以上、『【通行止め注意！】　「剣山ルーパー林道」走行計画の仕方～事前情報がカギ～』の記事をお送りしました。

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