『ラブリコ』であこがれの「ロードバイク壁掛け」を作って大満足したので手順を紹介する
こんにちは、ロードバイク女子のaimi(@aiaiminini)です。
つ…ついにやりました!憧れのロードバイク「壁掛け」!
完成形を見てください♪
なかなかかっこいいでしょう?
多少夫に手伝ってもらいましたが(220cmの高さはふみ台に乗っても届かなかったため)、ほとんどひとりでできました。
この記事では、「ラブリコ」を使用した、ロードバイク壁掛けの作り方についてお伝えしていきます。
なぜ『ラブリコ』でロードバイク壁掛けを作ろうと思ったのか?…市販品は1万5千円!『ラブリコ』は4千円!
さいきん巨大な古民家→賃貸に引っ越したため、部屋がぐっと狭くなりました(汗)
ということでロードバイクの行き所は玄関しかなく。。。( ゚Д゚)
しかし本来玄関も傘や靴を保管する場所なので、自転車を置く場所ではありません。
壁掛けを検討し、アクセサリメーカーの「ミノウラ・バイクスタンド」を調べてみますと…。
1万5千円もします( ;∀;)しかも2台掛けはしない予定だし…
こりゃー困ったということで…。
そうだ、登山用品収納でも使った『ラブリコ』で宙に浮かせよう!
となったわけでございます。
今回購入したアイテム…合計金額 ¥3,633
ここからは、”ラブリコをつかったロードバイク壁掛け”について、購入したアイテムをお伝えしていきます!
「ラブリコ」アジャスター・1セット(耐荷重10kg)…¥862
『ラブリコ』とは好きな場所に柱を作り、賃貸ではできなかった壁のDIYを可能にできるアイテム。
2×4(ツーバイフォー)という木材の上下にこの『ラブリコ』を取りつけることで、天井と床の間に木材を固定することができるんです♪
【2021年1月追記/参考】「ラブリコ」強力突ぱりタイプ(耐荷重20kg)…¥2,200が発売!
2021年、耐荷重が20kgにUP!!
「ラブリコ」シリーズに”強力突ぱりタイプ”が発売されました♪
通常タイプの耐荷重は以下の表の通り、耐荷重が”10kg”と割とギリギリ(汗)
キャリアやサドルバッグをつけたままかけたい、といった場合はオーバーだったと思います。
通常使用の場合 | 自転車をかける場合 | |
「ラブリコ」ノーマルタイプ | 20kg | 10kg |
「ラブリコ」強力突ぱりタイプ | 40kg | 20kg |
ちなみに私の乗っている「GIANT Liv」は8.9kg…ボトルゲージやライト・ベルなどを考慮したら10kgギリギリってところかなw
しかも本来2×4木材重量も含める、と書いてあるので実質オーバーしてる…
ノーマルタイプとの大きな違いは
- 前倒れやズレを防ぐ安全設計→以下図①参照
- 下キャップ底面に付属!下パッド→以下図②参照
- 最終的な固定仕上げは下キャップにある”ネジ”となっているので、ゆるみの微調整はこちらの方がしやすい→ 〃
- 突ぱりばねが強力に
がついていることと、耐荷重が2倍に!
2019年の「ラブリコ」導入検討時には未発売だったため、選択肢がなかったのですが…
2021年以降、ロードバイクを壁掛けする目的でディアウォールを購入するのであれば、「ラブリコ」強力突ぱりタイプ一択でしょう!!!!!
…というのもやはり衝撃や地震での「ズレ」が日が経つうちに目につくようになってきたから。
他にも些細なことですが、ちょっとずつズレてると考えると、倒れてしまうのも時間の問題ですよね。
- 掃除機でちょっと触れてしまったり
- 自転車をかける時の衝撃がそもそも割と大きいものであると判明etc…
実際、何かにぶつかって倒れてしまったことが1度だけありました。
ノーマルタイプにはなかった”L字タイプの下キャップ”にはそれだけ偉大な効果があるとアマゾンレビューに書かれています。
レビューも書きましたので参考にしてみてくださいね。
とにかくズレないんですってば♪
2×4材(ツーバイフォー)・1本…¥385
『ラブリコ』をはめる柱本体になる木材。
ホームセンターに行けば必ず売っています。
カットには別料金かかるお店もあるようですが、今回私の行ったお店ではかかりませんでした。
ちなみに別部品を買いに行った「コーナン」は有料。お店によるようです。
ミノウラバイクハンガー・1本…¥3,099
さすが安心のロードバイク・アクセサリーメーカー!
ハンガーはミノウラ以外には考えられません!
実際ミノウラ製は
- 角度をつけられる(水平保持できる)
- ハンガーを支えるベース金具もしっかりスチール製
Amazonでは半額程度で買えるものもみられますが…
「バーを掛ける根元の強度が弱く(つまりスチール製ではない?)、曲がってしまうためロープで天井から固定しました」などのこわ~~いレビューも見受けられたので、ここはケチるところではないな、と判断。
もともと1万5千円の物を買わなくて済んだだけいいんですから。
【お好みで】2×4材を塗る塗料
2×4材は何も塗らなくてもいい感じに木目が入っていますが、
- より木目を際立たせたい
- アンティーク調にしたい
- 湿気に強くしたい
という方は塗装することをおすすめします。
何を塗るかは個人によるのですが、、、、「ワトコオイル+水性ニス」をおすすめしたいです♪
「ワトコオイル」のコスパの良さ&風合いにしびれまして( ;∀;)
“ダークウォルナット色”がAmazonレビューで評判良かったので何気なく買ってみたら…
おどろくほど良い!
はじめからこれにすればよかったと後悔するほど…
購入しなかったけど使ったアイテム
今回購入しなかったけれど、家にあって使用したアイテムもお伝えしていきますね!
電動ドリル
電動ドリルがなくてもラブリコの取り付け作業はできますが、あったら便利。
力が圧倒的に入れやすく、ネジのなめる心配もほぼなくなります。
バッテリー式の物なら配線が絡んだりがなくて使い勝手が◎。
ひと通りそろっている「マキタ」のセットが、GOODでしたよ★
ドライバー
電動ドリルか、ドライバーのどちらかが必ず必要です。
六角レンチ
ロードバイク乗りの方ならひとつは持っていると思います。
工具入れに入っているもので十分ですが…、力をいれやすいのは長めのレンチですね~
細部を仕上げる紙やすり
2×4材はホームセンターで切ってもらった場合「切りっぱなし」である可能性が高いです。
バリなどで手を切らないように、やすり掛けをしておきましょう。
すぐに『ラブリコ』をはめてしまえば破断面は見えなくなりますが、外す時にけががあっては遅いので大きなバリだけでも取り除いておきましょう。
また塗装する場合は、適度にやすりをかけることで”塗料が載りやすくなる”というメリットもあります。
【手順を公開!】『ラブリコ』を使用した「ロードバイク壁掛け」の作り方
ここからは、ラブリコを使用したロードバイク壁掛けの作り方をご説明。
①「ラブリコ」を使用したい場所の設計図を描く。下地の有無もチェック
まずは、どんな物を作りたいのか設計図を書きましょう。
ざっくりで大丈夫です。自分だけがわかればいいので(笑)
『ラブリコ』をセットする木材は「9.5cmマイナス」することも忘れずに♬
そして、とっても重要なのが「下地の有無」のチェック。
ラブリコは構造上「突っ張り棒」のように力をかけるしくみなので、土台がしっかりしていないと「柱」として機能しません。
私は「WalabotDIY」というAndroid専用の透視アプリ(透視ってちょっと怖いけど…w)でチェックしました。
ちょっと不安だという方は下記のようなアイテムでお試しください。
壁に”ほそい針”を刺すことで、下地の有無をチェックする測定キットです。
下地がないという場合は、ある程度厚みのある板を1枚かませる必要があります。
②材料をそろえる、カットしてもらうものはカット依頼
2×4材はネットで買うと送料がめちゃくちゃ高いので、ホームセンターに行かれる方が多いと思います。
その際、入店したらいちばんに店員さんに声掛けをしておくといいですね(*^^)v
意外と待たされたりします( ;∀;)
③やすり掛け
持ち帰った木材は「切りっぱなし」の状態なのでバリや木くずがついています。
手を切らない程度にやすり掛けしましょう。
今回はそこまでの肌感は求めていないのですが、ある程度はやっておきました。
④ニス・オイル塗り
ニス・オイル塗りは、晴れていて適度に風のある日に狙っておこなうのをおすすめします。
私はほかの木材と一緒にいっきに仕上げました(#^.^#)
今回デビューした「ワトコオイル」の色味、最高です!
す~~ごい深みが出ました。
⑤2×4材に「ラブリコ」を挿入
2×4材の両端に『ラブリコ』を挿入し、きっちりはめ込みます。
隙間はズレのもとになるので要注意!
⑥柱を垂直に立てる
垂直に立てないと、地震が起きたときに真っ先に倒れてしまいます。
今回は玄関と階段スペースの区切りの線に沿って這わせました。ですのでまっすぐ!
何も目印になるものがない…
という方は端から端まできっちり測ることをおすすめします。
ちなみに垂直がどうかを調べる器具も販売(水平器)されているので、客観的に調べておきたいという方はひとつ持っていてもいいかもしれません。
レーザー水平器はDIYレベルの簡易的なものも売られています。
⑦柱にバイクハンガーを打ち付ける
重要なのは「ロードバイクを持ち上げられる高さに打ち付けること」。
ロードバイクは10キロ以下と言われているとはいえ、肩の上まで持ち上げるのは至難の業です(*_*;
特に女性は腕の力が弱いですから…。私もがんばって肩くらいでした(汗)
打ち付ける場所は3か所。
電気ドリルで下穴をあけてからのほうがスムーズですね。
付属のビスがあるので、取り付けにおいては何も買う必要がありませんよ(*^^)v
私の場合は、玄関すぐに階段があるので、階段側を少しだけ高くしたい…ということで角度をつけることにします。
六角レンチでナットをゆるめて、右側を高めに傾けます。
※私の自宅の場合、たまたま右側に階段(障害物)があったので傾けました。必要に応じて傾けましょう
今回、ミノウラ製(一番ハンガーの中では高かった!)にした理由はこれ。
玄関というせまい場所柄、角度をつけられないと「場合によってはバランスが悪くなりうるな~」と思ったんですよね。
結果、大正解でした。
障害物がなかったとしてもすこし”遊び(傾き)”があったほうが、フックに自転車をはめ込みやすいです。
重いものを持ち上げるのが精一杯な方は、傾くタイプがおすすめです〜!
⑧下に落ちた細かい木くずをそうじしたら、完成!
ドリルで出た木くずをそうじしたら、あっという間に完成です(*^^)v
所要時間は20分。
圧倒的にすっきりしました♬
まとめ:無機質な「バイクタワー」より自分スタイルの『ラブリコ』が安くておすすめ!
ここでいちどまとめます!
「ラブリコ」で「ロードバイク壁掛け」を作るメリット
- 1万5千円→4千円と1万円以上もお得♬
- 自分の部屋に合わせた塗装で部屋に「より」マッチさせることができる
また、「ロードバイクを宙に浮かせた」恩恵はほかにもあり…
- ロードバイクのタイヤが接地しない=床が汚れない
- 下に収納スペースが生まれる
- 下の掃除がラク
- 玄関の圧迫感がなくなった
と思わぬメリットも感じています。
思い切って取り付けて良かった!これで玄関の圧迫感から逃れられました!
あなたも、ラブリコDIY、やってみませんか?意外とカンタンで楽しいですよ♫
以上、【『ラブリコ』であこがれの「ロードバイク壁掛け」を作って大満足したので手順を紹介するよ】の記事をお送りしました。
【NEW】2023年、ラブリコから”フック型”が新発売!
2023年に入り、ラブリコからロードバイク掛け専用”フック型”が発売されました!
よくカフェや道の駅で見かける「サドルで固定」タイプとはなりますが、少し斜めにできるのでより省スペースな場所でも使えるようになっています。ストライダーのようなお子様用の自転車にも非常に向いていますね。
アマゾンレビューを見てみると、概ね好評のようです!
関連記事
【ロードバイク壁かけ・レビュー】「ラブリコ」通常→強力突ぱりタイプ(耐荷重20kg)に変更したので手順を紹介する!
2021年3月、「ラブリコ」強力突ぱりタイプが発売されたと知って速攻チェンジ!
今からロードバイク壁掛けを考えていらっしゃるならこちら一択になります!